運営メンバーの連絡ツールにDiscordを使ってみよう!

きっと、楽団運営に関わっている人の多くはこの悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。

 

私が中高生で吹奏楽部に所属していた頃は「ガラケー」全盛期。大学へ進学する頃にはスマホが登場するも、サークルの連絡手段はまだメーリングリストが主流で、プライベートでのコミュニケーション手段としてLINEが流行り始めたくらいでした。

その後、次第にLINEグループが楽団運営に利用されるようになり、大人数のグループLINEが苦手な私はどうにか抵抗できないものかと頭を悩ませていたものです。

(気心の知れた少人数なら良いのですが、大人数のグループになるとよく知らない人もいたりするので…)

 

社会人になる頃にはslackが登場し、会社だけでなく楽団運営でも使われるようになりましたね。

当時のフリープランはメッセージの上限が10,000通でしたが、演奏会のワンシーズンくらいであれば、運営メンバーの連絡ツールとしてのみならず、参加者全体のコミュニケーションもslackで賄える範囲で重宝していました。

 

しかし、2022年9月1日より、slackのフリープランが改定。

(参照:プロプランの料金改定とフリープランの更新

「これまでのメッセージ数 1 万件、ストレージ容量 5 GB という制限に代わって、過去 90 日間のメッセージ履歴とファイルストレージを制限なく利用できるようになります。」

 

このお知らせに衝撃を受けた方も多かったのではないでしょうか。

私もその一人で、それまでslackに蓄積されたナレッジをどうやってバックアップするか、これからはどうするか、非常に悩まされました。

 

このオーケストラを立ち上げることになったのは、そんなslackのプラン改定騒動が落ち着いた後でしたが、解決策が見つかっていたわけではありません。

本編その3に書いた通り、最初は3人のグループLINEではじまったものの、次第に運営メンバーの人数も相談テーマも増え、グループLINEでは会話を整理できなくなってきました。

 

悩んだ末、運営メンバーの連絡ツールとしてDiscordを導入してみることにしました。

私自身がもともと別のコミュニティで利用した経験があったことに加え、友人から勧められたことがきっかけですが、他の運営メンバーにはDiscordの利用経験がなく慣れていない人もいます。

 

そこで、Discordの導入にあたって以下のルールを設けることにしました。

意図としては、

  • LINEはどうしても情報が流れてしまうので、情報共有のベースはDiscordにしたい
  • 私が深夜に動いてしまうものの、みんな社会人なのでLINEの通知をうるさくして迷惑をかけたくない
  • オンライン会議を実施する際、LINE通話は重いのでDiscordにしたい

といったところが決め手となりました。

 

その後、今でもDiscordを継続して利用していますが、比較的ストレスなくコミュニケーションできています。たぶん。(他のメンバーの所感も気になるところですが…)

私は好きで楽団運営をやっているものの、関わってくれる全員が気持ちよく、なるべく楽しく一緒に進めたらと思うので、ツールを選択して終わりではなく、どう使うかといったところも心がけていけたらと思います。

 

運営メンバーのみならず、参加者との連絡ツールをどうするかといった悩みもまたあったのですが、そちらについては別の投稿にて。

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この記事を書いた人

Orchestra May Lily(メリオケ)の発起人で代表です!広報と会場も兼任しています。
長崎県佐世保市出身。中高一貫の吹奏楽部でフルートとピッコロを始めました。オーケストラは大学から。学生時代からオケと吹奏楽を両立したり、自ら演奏会を企画制作したり、新しい音楽団体を立ち上げたり、演奏するのも運営するのも大好きです。これまで運営に携わった演奏会の数は数え切れません。笑
現在のお仕事はITスタートアップの広報とフリーランスWeb制作。

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