代表の先走り癖を他のメンバーが止めてくれた話

実行委員会のDiscosdでは、以下のようにカテゴリーやチャンネルを作成しており、そのひとつに「#長期計画」というチャンネルがあります。

 

本編その2にて「継続のオケを作る」と書いた通り、1回の演奏会で終わりにしないための長期的な計画について会話するチャンネルです。

そこで、ある日私からこんな相談を投げかけました。

一言でまとめると、第2回の準備をいつから始めるかについて。

 

本編その7に書いた通り、初回演奏会は偶然にも空き日予約でホールを押さえることができましたが、普通はそんなことあり得ません。

そこで、ホールの抽選に申し込み、さらにその前に指揮者のご予定を確認するとなると、vol.2の準備もそろそろ動き出した方がよいのでは…

 

と思っていたのですが。

 

数日後、中の人Yから「一度タイミング見送れないでしょうか…?」、中の人Sからも「中の人Yと同意見です」というようなお返事が来ました。

私はみんな同じ方向を向いていると思い込んでいたので驚きつつ、つまり何か大きな認識のずれが起きている気がする!?と察知し、その数日後に慌ててオンライン会議を開催。

 

会議の場で、以下のような意見が挙がりました。

「第1回の様子が分からないまま第2回の準備をしっかり進めるのはリスクが高いのでは?」「第1回の練習の様子を見ながら、プログラムや次回実施の時期等を相談して進めるような形がいいのかなと」「実は必要だった見直し・修正が間に合わないまま第2回進めざるを得ない状況になると運営的にも演奏的にもしぶい気配が…」「第2回について、費用が発生するものや外部依頼系の準備は一旦待つ方がいいのかなと」「アマオケが潰れたり失敗しているのを見てるのでいきなり色々進めてしまうことがちょっと不安かもしれないです…」「お金も発生することなので、一旦初回の演奏会を進めてみて上手くいけば次みたいなやり方の方が、後々修正効きやすい気がしています」

 

最初は「でも…」を繰り返していた私ですが、ふと、あることを思い出します。

私には、衝動性や多動性が故に物事を前に進める推進力がある一方で、それが仇となり「必要以上に先走ってしまうことがある」という弱点を持ちあわせており。

当時がまさにそのときで、中の人Yや中の人Sをはじめとした運営メンバーのみんなが、そのことに気づかせてくれたのでした。

 

運営メンバーはみんな同世代でありながら、代表の私が今のところ一番の年長者となっています。

そんな私への信頼を感じつつも、忌憚のない意見を言ってくれるメンバーに集まってもらえてとても心強いです。

 

結果として、長期的な計画を全く考えないわけではないものの、まずは第一に、初回の演奏会が成功するように注力しよう!という方針に。

演奏会の開催頻度も、年に1回程度に留めた方が、オケライフバランスを大切にしたいこのオーケストラのコンセプトにも合うのではないかと話がまとまりました。

 

初回の演奏会を通して、関わってくれた方々から「第2回も開催したい!」という声がたくさん上がるような熱いオーケストラを目指したいです。

Please share♪
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Orchestra May Lily(メリオケ)の発起人で代表です!広報と会場も兼任しています。
長崎県佐世保市出身。中高一貫の吹奏楽部でフルートとピッコロを始めました。オーケストラは大学から。学生時代からオケと吹奏楽を両立したり、自ら演奏会を企画制作したり、新しい音楽団体を立ち上げたり、演奏するのも運営するのも大好きです。これまで運営に携わった演奏会の数は数え切れません。笑
現在のお仕事はITスタートアップの広報とフリーランスWeb制作。

目次